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パタカラ

パタカラ

口呼吸は多くの弊害を生じると報告されています。口呼吸の場合、乾燥冷気が直接にのどに当たるため、扁桃腺が本来の免疫力を発揮できず、扁桃炎のみならず気管支炎をはじめ、全身性の疾患をも引き起こすことがあります。また、口の中が絶えず外気にさらされていることにより唾液が乾燥し、唾液による口腔内洗浄(殺菌)が出来なくなるため、虫歯、歯周病等の歯科疾患の原因にもなります。

口呼吸になる原因は、口唇閉鎖力(唇を閉じる力)の低下です。口唇閉鎖力が弱いと、睡眠中は口が開き口呼吸となります。唇を閉じる筋肉を口輪筋と言い、乳幼児時代の吸啜(乳を吸う行為)によって鍛えられます。従って、離乳時期が早かったり哺乳瓶で育てたりすると、口輪筋が鍛えられず口呼吸になってしまいます。

口呼吸を治すには口輪筋を鍛える必要がありますが、口輪筋を効率的に鍛える医療器具が、リップ・トレーナー「M(Medical) パタカラ」です(左図)。


パタカラの効果

上述したように口呼吸の弊害は、時には全身性疾患も引き起こすことがあり、その一つがアトピー性皮膚炎です。実際アトピーを発症する6割以上の人が、喫煙や口呼吸を原因とする慢性気管支炎を併発しており、Mパタカラにより口呼吸を治すことで、のどを含めた呼吸器の疾患のならず、アトピーも改善した臨床例が数多く報告されています。

またMパタカラにより口輪筋を鍛えると、脳の前頭葉も活性化するため、脳血管障害後遺症による片麻痺や認知症の改善、またダウン症にも良い結果が出ています。岩手県の遠野市では、養護老人ホームでMパタカラを使用し、自分1人では車椅子に乗れなかった人が1人で歩けるようになったり、要介護度の改善が図られるなど好成績(記事1記事2)を収めています。

また口輪筋には数多くの表情筋が付着し、口輪筋を鍛えることで表情筋も鍛えることが出来ます。表情筋は、発生学的には内臓の筋肉から派生したものであるため、表情筋を鍛えることで自律神経の調整にも役立ちます(内臓筋は自律神経支配)。従って、Mパタカラによりドライアイや便秘、不眠が改善した治験も数多く報告されています。

美容面での効果

上述したように、口輪筋を鍛えることで表情筋も鍛えることができます。そのため、アゴのたるみの改善リフトアップや小顔等の美容面においても良い結果を出しています。

また熟睡できるようになるので、脂肪分解作用を持つ成長ホルモンの睡眠中における分泌が盛んになり、中には痩せられる方もいらっしゃいます。

購入先等

購入先等、その他詳細はこちらをご覧下さい。

関係論文集

・「口閉じトレーニング」 〜 『アンチ・エイジング Vol.2 No.2 別冊』(メディカル・レビュー社)より抜粋
・「パタカラを使用した口腔周囲筋エクササイズとその効果について
                       〜 『第47回 全国国保地域医療学会 研究論文集』より抜粋
・「乳児の口呼吸の予防に関するレポート 」(一部改) 〜 『小児保健研究 Vol.62 No.6』より抜粋